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  ヴィンテージ グラスストーン透かしパーツ 使用例






※2014.6月追記

お問合せを頂戴しましたので、製作過程をご紹介致します。



フィリグリー クローズフレーム 真鍮
こちらのパーツを、赤い線の部分で
切り離します。

割と柔らかいので、手芸用ニッパーや
ハサミ等で切断可能です。

※切断面は鋭利なので、ヤスリ等をおかけください。


 
切り取ったら、更に外側のパーツを半分に切断します。

1つのフィリグリーから、計2個の
山型パーツを切り出しました。
 
両端を中央に向かって折り曲げていきます。
手で少しずつ曲げてゆくときれいです。

鋭角的なカーブにしたいときは、ヤットコ(ペンチ)を
使って折り曲げて下さい。


折り曲げる⇔戻す を繰り返していると、金属
疲労でポキッと折れてしまう危険性がありますので、できるだけ慎重に・・・。



フィリグリーの模様に沿って折り曲げていけば、
このように中央でぴったり合います。
 
上からグラスストーンを押し込んでいきます。

塞がっている方が正面で、折り曲げて両側から合わせてきた方は裏面ですので、それにストーンの向きも合わせます。
 
裏側からと、真上から見た図。


ストーン裏面の一番尖っている部分が、
フィリグリーのやや下になる位置です。


ストーン両脇とフィリグリーの先端がぶつかる
部分は、先端を山型に折り曲げて、ストーンに
沿うようにすると綺麗です。

※この画像では、まだそのような処理を
行っていないのでガタついています。



真上から見ると、フィリグリーの曲げ具合に
左右でずれがあるのが良く分かります。

色々な角度から見て、少しずつ折り曲げ、
修正してゆきます。

どこまでストーンにぴったり沿わせるか、は
各人お好みで。
 
小さめ(直径15〜20mm程度)で、
同じ色合いのフィリグリーがあればそれを言お使い下さい。

手許に無い場合は、最初に切断した
パーツの中央を転用してみましょう。

丸く切断して、円形パーツにします。
切断部分にヤスリをかけておくのを
お忘れなく。
 
中央で山型に折り曲げた円形パーツを
真上に被せてみます。

ここと本体の隙間にチェーン等を通す、
バチカン的な部分となります。
 

ワイヤーでもテグスでも良いです。
透かしパーツ同士をくっつけて
ゆきます。

まず裏面から、左右から折り曲げ
てきた部分にテグスを通し、離れ
ないように2〜3度固結びします。

結び目は目立たないよう、なるべく
透かしパーツの裏側に移動させて
下さい。
切らずにそのまま、次に結びたい
個所へテグスをもってゆき、また
固結び。この繰り返しです。

 
最後も同じです。

固結びして留めた部分はなるべく
パーツの裏へ押し込み、引っ張って
テグスを切ります。

引っ張ることで、切断後はテグスの端が
透かしパーツの奥に引っ込んでくれます。
 
ペントップ部分の完成です。
(左側)
右側は初回製作品です。

ストーンの位置や透かしの
曲げ方で、微妙に表情が
変わります。


様々な形状のストーンでも
どうぞお試し下さい。




◇この作品に使用したビーズ・パーツ◇
シールドシェイプ エメラルド オープンフレームフィリグリー
RS01EJJ
Vintage 18/16 Emerald Shield Stone
エメラルド シールドストーン
 珍しい形のグラスストーン。フォイルなし。1950年代の西ドイツヴィンテージです。
18mm×16mm


MG79FJS
Open Center Filigree
オープンフレームフィリグリー
折り曲げ可能な薄型透かし。美しいです。

48mm 1個

販売終了品